その解決方法とは、
テカリのない髪の毛で
かつらを作製すること。

かつらの髪の毛のテカリの原因は
大きく分けて次の通りである。
髪の毛の表面のキューティクルの有無
キューティクル無による光の全反射



かつらの生産工場で使用する
髪の毛は
その収集ルートに原因がある。



かつら商品は
十人十色の髪の毛が混ざり
一つの商品が
出来上がるのだが、

生産工場は
大量にスピーディな生産を
容易にし、
髪の毛の収集場所や方法などにも
コストを抑える為に、
例えば
美容院など
切られて床に落ちている
髪の毛なども収集対象としている。



キューティクルの方向、
つまり
実際の人間の髪でいう、
根元から毛先に向かって
上から下の方に重なっている
キューティクルの方向は
収集や運搬、保管管理が非常に難しく

自然と
方向がバラバラになりやすい。


方向が一定に定まっていない
髪の毛で
植毛をした場合は
くしや指が通らないほど
激しく絡まる。



髪の毛の収集や運搬、保管管理の際に
キューティクルを一定の方向に
維持することは、
言い換えてみれば
一つの商品に使用出来る髪の毛の
数や種類が
限られてしまい
大量生産やスピーディな生産が
難しく、


生産工場では、
水に薄く希釈した塩酸(酸性)で
キューティクルを剥がし
強い酸性の領域を帯びる髪の毛が
きしむようになると

その後、

植毛の際にニードルの操作が
容易に出来るよう
アンモニア水に浸し(アルカリ)
ツルツルに仕上げ、
髪の毛が絡まらないように
しているのだ。


そうすることで、
髪の毛の表面がツルツルに
なることによって
あらゆる光が全反射
髪がテカテカして見えてしまう。

一旦
キューティクルが剥がれ
髪の表面がツルツルに
なってしまった髪は
テカリを抑える方法は
物理的に中々難しく、
やはり
根本的な解決が
一番望ましいのだ。



そこで、
MakeRealでは
生産工場で酸処理を行う髪の毛
キューティクルのある「レミーヘア」
この
2種類を用意している。

酸処理をした髪の毛でも
日常的に問題なく
ユーザー様からも好評を
いただいているが、

ユーザー様によっては
どうしてもツヤが気になるという
場合が稀にあり、
その場合は
酸処理を行わない、
収集や運搬、保管管理を
厳重に行う
レミーヘアにて
作製している。
(レミーヘアは別途料金
詳しいお値段につきましては
ご契約の際のみ
お伝えさせていただいております。)



マニアックな話になるのだが、

レミーヘアは
髪の毛を収集する際に
実際に人間の頭から
直接髪を収集するのだが、

特殊なゴムを髪の根元に巻きつけ
望みの長さにカットし、
その後1年でも10年でも
実際にかつら商品として
植毛を行うまで

たった一度でもゴムを外すことはない
(因みに、一度でもゴムを外して
しまうと、レミーヘアではなくなり、
酸処理を行わざるを得なくなる


というように
厳しい環境で
管理や保管されている
レミーヘアは
キューティクルが髪の毛に
存在することで
光が乱反射
自然な燻んだツヤで
異様なテカリも出ない。
というより
限りなく人間の髪の毛の
状態に仕上げられるのだ。



どちらの種類の
髪の毛を使用しても
ユーザー様のライフスタイルに
よることなので
一概には言えないが、


Make Realでは
あらゆる日常のシチュエーションに
対応出来るよう
様々な研究を行い、
的確なツールを
用意している。
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困った際はぜひ!
リアルを創造する
Make Real – メイクリアル