ユーザー様のご要望と対策
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外れないか心配。被るだけでフィットするサイズ感がほしい
- Make Real独自の頭の型取りをしっかりと行うことで、色んな角度の曲線が混じり合う頭の骨格を再現すると共に、商品の着用時においては被るだけで自然なフィット感が生まれるように微調整。
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髪の毛が抜けたり生えたりする中、上手く使えるか心配
- 髪の毛の残り具合によるサイズ感のズレを抑える為に、頭の型取りの段階で適切なサイズ感の再現に努める。
- 脱毛症の進行状況を共有し、以前にも抜けたことがある部分や今後抜けるのではないかと思われる部分までも想定した商品のベース作りをする。
- もみあげや耳周り等の生え際に脱毛症状がある場合は、一から生え際を再現し、脱毛症状が回復してきている場合は地毛の部分を活かせるようにと、両方のケースにも対応出来る商品のサイズ感や形を工夫する。
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なるべく以前の姿に戻りたい
- 脱毛症状が始まって今に至るまでの経緯や期間を共有し、脱毛症前のご自身が写っている写真などの資料をしっかりと確認。
- 元の自分の髪型と、そこからなりたい理想のヘアスタイルを近づけていけるよう、ヒアリングにて出来る限り以前のご自身の姿を再現しつつ、なりたいと思うデザインの要素も積極的に取り入れ商品作りに反映させていく。
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髪の毛の絡まりを出来るだけ抑えて、扱いやすくて自然な髪の毛にしたい
- #絡まりの原因は主に、(1)髪質 (2)毛流れ (3)毛量の3点で考える。
- (1) 髪質はユーザー様のご要望に限りなく近く全体的に細いながらも頭頂部や後頭部の部分にはしっかりとした太い髪の毛を少量配合。人間の髪の毛の状態に近いキューティクルのあるレミーヘアを採用し、運搬や保管管理などを厳重に行い、実際に商品に植毛する瞬間までも徹底的に質を保たせるよう努める。
- (2) パターン化した一定的な植毛方法では髪の毛に自然な動きがなく、日常に起こり得る体の動作やお手入れなどでも髪の毛が絡まってしまう恐れがある。頭の骨格に合わせた毛流れを植毛の段階から調整していき、髪の毛を下ろした状態でもナチュラルな動きが出るようにする。
- (3) 髪質や毛流れをより安定させる為、ユーザー様のご要望に合わせながら、ユーザー様本来の毛量感を再現し、扱いやすさを向上させると共に絡まりを抑えていく。
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今っぽくカラーリングして楽しみたい
- 全体的な明るさを変化させるカラーリングはもちろん、特殊な薬剤でのデザインカラーまで幅広く楽しめるよう、商品の作製時に特殊な工程を挟み、自由自在にカラーが出来るように調整。
- 商品専用の特殊な薬剤の使用やカラーリングの前後にしっかりと前後処理を行うことで、薬剤によるダメージを最小限にし、より色味が綺麗に発色出来るようにする。